花蓮県で列車脱線事故、土石流に衝突
台湾鉄路(台鉄)の特急列車「自強号」で6月21日午後4時50分、脱線事故が発生しました。事故が発生したのは花蓮県瑞穂駅から新北市樹林駅へと北上する列車で、花蓮県内の崇徳駅から和仁駅の区間を走行中に第1車両が土石流に衝突、第2車両が脱線しました。列車は清水トンネル内で緊急停車し、乗客は下車して区間車(普通列車)へ乗り換え、近隣の駅へ向かいました。運転士を含む9名が負傷しましたが、死者はありませんでした。
台鉄は、落石を赤外線で感知するシステムはある程度の高さが必要な為、下から流れ込む土石流は感知が難しいと述べており、今後も改善方法について検討すると述べています。
関連記事
岩手県宮古市の山本正徳市長や三陸鉄道の石川義晃社長らが12月9日、台北市で台湾鉄路(台鉄)を訪問しました。また三陸鉄道より、今年4月に発生した花蓮地震への義援金が寄付されました。台鉄は寄付された義援金について、地震による被害が大きい花蓮県政府に送ると発表しています。三陸鉄道...
嘉義県阿里山郷の達娜伊谷自然生態公園で11月13日午後、苗栗県の元教師を含む家族団体44人が福美吊橋そばの展望台に向かう木製の空中遊歩道(スカイウォーク)を歩いていたところ、突如遊歩道が崩壊し、5人が約3メートル下に転落しました。転落により77歳の女性が頭部を強打して死亡し...
11月12日午前2時に台風25号が発生し、台風22~25号の4個の台風が同時に発生しました。4個の台風が同時発生するのは、観測開始以来初めてのこと。 フィリピンの東で発生した台風25号は勢力を増しながら西北西へ進んでおり、今後進路を北寄りに変更して15~16日に台湾の東の海...
Comments