花蓮地震、タロコ国家公園が各歩道・観光案内所を閉鎖
4月3日に発生した花蓮県沖を震源とする大規模な地震の被害により、太魯閣(タロコ)国家公園は旅客の安全確保の為、敷地内の各歩道や観光案内所を閉鎖し、サービスを停止しています。タロコ国家公園管理処の楊至臻処長は、公園が成立して以来ここまで甚大な被害を受けたことはないと述べ、余震が収まってから専門家が施設を確認するので、修復の具体的な時間については目途がたっていないと説明しています。
タロコ国家公園は敷地面積約9万2,000ヘクタール、2,000メートルを超える高い山が半分を占めており、山と渓谷の景色をあわせ持っています。毎年数百万人の旅客が訪れており、閉鎖の状況が続いた場合に観光業への影響が甚大となることが予想されています。
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