日本の防災専門家が訪台、花蓮を視察して交流
内政部消防署が5月14日から16日、「大規模災害時民間防災組織運用研討會(大規模災害時の民間防災組織の運用についての検討会)」を開催し、日本の防災専門家3名を招待しました。3名の専門家は16日午前、花蓮県の消防局や花蓮市公所、震災時に物資を提供した慈済慈善事業基金会(台湾の仏教団体)や中華民国紅十字会(赤十字組織)らと会議をおこなったほか、震災直後に避難所のひとつとなった中華国小(小学校)の活動センター(講堂)や慈済慈善事業基金会の物資倉庫を見学しました。
今回花蓮へ訪問した防災専門家の西村文彦氏は、年初に発生した能登半島地震での避難所の設立に時間を費やしたことに触れ、今回の交流を通して台湾の慈済基金会や各NGO団体の協力方法を理解して参考にしたいと述べました。
関連記事
岩手県宮古市の山本正徳市長や三陸鉄道の石川義晃社長らが12月9日、台北市で台湾鉄路(台鉄)を訪問しました。また三陸鉄道より、今年4月に発生した花蓮地震への義援金が寄付されました。台鉄は寄付された義援金について、地震による被害が大きい花蓮県政府に送ると発表しています。三陸鉄道...
嘉義県阿里山郷の達娜伊谷自然生態公園で11月13日午後、苗栗県の元教師を含む家族団体44人が福美吊橋そばの展望台に向かう木製の空中遊歩道(スカイウォーク)を歩いていたところ、突如遊歩道が崩壊し、5人が約3メートル下に転落しました。転落により77歳の女性が頭部を強打して死亡し...
11月12日午前2時に台風25号が発生し、台風22~25号の4個の台風が同時に発生しました。4個の台風が同時発生するのは、観測開始以来初めてのこと。 フィリピンの東で発生した台風25号は勢力を増しながら西北西へ進んでおり、今後進路を北寄りに変更して15~16日に台湾の東の海...
Comments