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中華電信とNTT、国際間APNを使用した通信網開通

台湾の通信大手の中華電信と日本のNTT(日本電信電話株式会社)が8月29日、世界初の国際間APNを使用した通信網の開通し、台湾と日本との距離3,000kmを約17ミリ秒の時間差でデータ通信できる事を確認したと発表しました。使用したAPNは次世代通信基盤「IOEN」で、中華電信が桃園データセンターから台湾の海底光ファイバー陸揚げ局まで、NTTが日本の海底光ファイバー陸揚げ局からNTT武蔵野研究開発センターまでのAPNを構築しました。


両社は今後も協力し、中華電信は11月下旬に日本でおこなわれる「NTT R&D Forum 2024」でこの台日間の低遅延通信のデモンストレーション展示を予定しています。NTTは日本と台湾の半導体分野などの製造業を中心に、データバックアップやレプリケーションサービス、大規模言語モデルを提供していきます。


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